食品添加物の危険性と冷凍食品
食品添加物には具体的にどういった危険性があるのか、
また、冷凍食品ではどうなのでしょうか?
まずは身近な食材のハムの場合から・・・
ハム類は赤と茶色ではどちらを選びますか?
国内の食品添加物で危険性のあるものといえば、ハム、ベーコンなどの発色剤でもある亜硝酸ナトリウムが身近なものですが、
血管拡張作用があるので、顔のほてりとか頭痛、
貧血などがよくある悪影響ともいえますが、
適量の摂取であれば問題ありません。
アメリカではホットドッグを大量に食べる人が多く、
顔を真っ赤にして食べている人をよく見かけます。
日本では「無塩せき」のハム、ウィンナー、ベーコンなどを最近よく見かけますが、
やはり、ウィンナーは赤でなければならない。という人から見れば
あの茶色のベーコンの方が不健康な印象があるように感じたり、
弁当に茶色いウィンナーが入っていると違和感を感じるというのはあるかも知れません。
どちらにしても、日本で添加されている量はわずかなものなので、それほど健康に害はないのです。
あまり気にしすぎる方が不健康だといえそうです。
ヨーロッパから輸入した古いワインの危険性
ワインの甘味料として、かつて輸入ワインにはエチレングリコールが当然のように入っていました。これは車の不凍液でもあり、毒性、発がん性のあるものです。
中国ではセーフだとしても、先進国ではアウトでしょう。
ヨーロッパの一部の先進国がこれを使うのは少し納得できないところもあります。
冷凍食品の危険性
これは、添加物をあまり使わないという意味で、逆に危険性があると言えます。解凍したまま放置時間が長いと腐敗が早くなりそうです。
そして、冷凍食品のトレイとして使われているポリスチレンには環境ホルモンとしての危険性がわずかにあります。
”メス化する自然”という言葉が以前にはやりましたが、男性の生殖器が退化していくというものです。
その環境ホルモンとして過去に有名になったころがありますが、
その頃の規制ムードはどこかにいったようで、今では普通に使われています。
ごみの処理方法としてはポリスチレンだけは、他のプラスチックと分別して別のごみ袋に入れなければいけないという規制があることから、毒性の有無がはっきりしています。