梅雨明けはいつ?関東地方の予想
奄美で昨年より2週間遅く梅雨明けしました。
という事は、全国で梅雨明けが遅れているのでしょうが、
具体的には関東地方の梅雨明けはいつごろになるのでしょうか?
今年の関東地方の梅雨の特徴とは
今年の関東地方の梅雨入りは6月5日です。今年は梅雨前線の北上が遅い傾向があり、
「梅雨入りは遅いのではないか」という予想が大半でしたが、
実際には、例年に比べると3日早い梅雨入りだったようです。
これは専門家の間では意外なことであったようです。
今年の梅雨時期の気候の傾向としては、雨そのものは多くはないものの、
局地的な集中豪雨に悩まされたことが記憶に新しいのではないでしょうか。
関東地方でも、局地的な雷雨が多かったというのが、
今年の梅雨の大きな特徴でした。
今年の関東地方の梅雨明け予想はいつなのか
梅雨前線がだらだら停滞する傾向がある今年は、梅雨明けも例年よりも遅いのではないかと予想されています。
関東地方の梅雨明けは、例年通りであれば7月上旬ですが、
今年の梅雨明けは7月20日前後ではないかと言われています。
これは例年よりも大幅に遅れていると言って良いでしょう。
梅雨前線が関東地方にも長く停滞するため、
梅雨時期の後半である7月も、
全体的にぐずついた天気が続き、
局地的な豪雨にも警戒する必要があるでしょう。
7月前半から半ばにかけては、
傘を持ち歩いた方が良いかもしれません。
今年の梅雨が関東地方にもたらす影響とは
今年の梅雨が、今年の夏、関東地方全体にもたらす大きな影響が予想されています。
それは、「エルニーニョ現象の遅れ」です。
エルニーニョ現象とは、「南米ペルー海で海水の温度が上がり、
その影響で世界に異常気象が起きる」というもので、
日本がこの影響を受けた場合、
その年の夏は冷夏になるということが予想されます。
そのため、「今年の夏は冷夏なのでは?」
という予想はがあちこちでされてきましたが、
前述のように、梅雨明けが遅いことが予想されているため、
日本にエルニーニョ現象の影響が遅れる可能性があるのです。
そのため、ようやく涼しくなってくるのは秋以降で、
今年の夏も例年通り暑いままなのではないかと予想されています。
まとめ
今年は梅雨前線が停滞しているため、梅雨明けは例年よりも大幅に遅れて7月後半になる。
この遅れがエルニーニョ現象にも影響するため、
冷夏にはならず、涼しくなるのは秋頃になる。
梅雨は早く開けてほしいものですが、
そのおかげで冷夏にならないで済むのはいいですね。
元気に夏を楽しみましょう。